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渋沢栄一が関わった会社で現存するものは?

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2021年の大河ドラマの主人公となり、新1万円札の肖像となったことで、にわかに脚光を浴びる渋沢栄一。

渋沢栄一は実業家としての顔を持っていましたが、東京商工会議所ホームページに掲載されている資料によれば、彼が設立に関わった会社は、なんと約500社にものぼるそうです。

そこで今回は、渋沢栄一が設立に関わった会社で現存するものを調べてみました。

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現存する会社

金融関係

みずほ銀行

日本が誇る3大メガバンクの一角。

特徴的な業務として、宝くじをやっていますね。

第七十七国立銀行

仙台市に本店を置く大手地方銀行。

設立に際しては、渋沢栄一が自ら出資をしています。

東京海上日動火災保険

日本の損害保険業界で売上高トップを誇る、損害保険のリーディングカンパニー。

渋沢栄一は、創業時の株主として関係していました。

インフラ関係

秩父鉄道

秩父本線(秩父線)と、貨物船の三ヶ尻線の2路線を保有・運営。

子会社はロープウェイ事業(宝登山ロープウェイ)も行っています。

京阪電気鉄道

大阪、京都、滋賀に連なる路線網を持つ大手私鉄。

「京阪乗る人、おけいはん」というコマーシャルを見たことがある人も多いはず。

東京ガス

首都圏1000万以上の世帯を支えるガス会社。

渋沢栄一が設立に携わりました。

メーカー

王子製紙

新聞用紙、印刷用紙、情報用紙の3品種を扱っている製紙企業。

実は水力発電も行っていたりします。

日本製紙

日本第2位の製紙業会社。

上記の王子製紙とはもともと同じ会社でした(戦後の財閥解体により分裂)。

太平洋セメント

日本最大のセメントメーカー。

「会社設立」の年月では最も古い企業とされるそう。

キリンホールディングス

昔の麒麟麦酒がホールディングス化したもの。

1870年にアメリカ人のウィリアム・コープランドが、日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売した企業「スプリング・バレー・ブルワリー(コープランドビール)」を起源としていたりもします。

サッポロホールディングス

渋沢栄一が、大倉財閥の大倉喜八郎や、浅野財閥の浅野総一郎らと共に設立した札幌麦酒株式会社が源流となっています。

東洋紡

日本の紡績業界の名門企業。

渋沢栄一らの援助を受けて設立されています。

その他

帝国ホテル

日本を代表する高級ホテル。

渋沢栄一は、一時、経営権も持っていました。

澁澤倉庫

倉庫保管サービスや陸上運送サービスなどを行う物流会社。

渋沢栄一が自ら創業しました。

まとめ

沢山ありすぎて調べきれませんでしたが、上記の東京商工会議所の資料に記載されている会社を見ると、この他にも三井物産、清水組(現:清水建設)、東京株式取引所(現:東京証券取引所)の名前があります。

このように考えてみると、彼が関係した会社は、かなりの数が現存していると言えそうですね。

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